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3-6 ダウ理論(実践編)

またまた出てきました。

ダウ理論です。

そうです。いざ実践となるとなかなかうまく行かないことが多いと思いますが、

こんなときこそ初心に帰って基本を思い出しましょう。

覚えてますか?ダウ理論。

1-5で書いた内容はほんの触りでダウ理論ってものがあるよ。程度でしたが、

ここではより実践的なダウ理論を学んでいただきます。

まずはチャートを見て下さい。

画面の大体真ん中あたりから比較的きれいな下降トレンドが発生しています。

3本の水平線を引いていますが、一番上の水平線にまず注目して下さい。

最高値のあとの下降でまずこの水平線にタッチして強く反発しています。

これ1分足のチャートなんですが、5分足のチャートで見ると下のような値動きをしています。

実は上昇トレンドが続いた後、高値をつけて下降トレンドが発生している状態です。

一番上の水平線の先程の強く反発された後の値動きを見てほしいのですが、

一度下抜けて2番目の水平線でまた反発されて、今度は1番上の水平線で下がり始めてますね。

青丸をつけた部分です。

これがダウ理論の言う明確な転換シグナルの一つです。

よくレジサポ(サポレジ)転換という言葉を聞いたことがありませんか?

これは水平線の上にローソク足が居るときは下降を支える様に(サポート)作用していたラインが

ローソク足が下抜けたことで今後は反対に上昇に抵抗するように(レジスタンス)作用する様になる

事を表した言葉です。(上昇下降が逆もあります。)

もちろんレジサポ転換したから、毎回必ず「トレンドの転換」となるわけではありませんが、

少なくともこのチャートでは「上昇トレンドは一旦終了した。」と判断する根拠になります。

エントリーする際にはこの「レジサポ転換」を意識してエントリーすると

損切りラインを浅く設定できるのでリスクの小さい優位性のあるトレードが可能になります。

まずはエントリーポイントとして覚えてもらいたいのがこのレジサポ転換のポイントとなります。

一度意識されるラインを抜けて、ラインまで戻って反発してのパターンを探してみて下さい。