難しそうなタイトルが出てきました。
「理論」とか言われると身構えてしまうかもしれませんが、
あまり硬くならずに「だうりろん」という名前のお話だと思って下さい。
でも、今学習しているトレードの中核となる考え方ですので、
しっかり覚えてくださいね。
「ダウ」という言葉に聞き覚えはありませんか?
ダウ平均株価の「ダウ」ですね。
チャールズ・ダウというアメリカ人なのですが、この人が提唱したのが「ダウ理論」です。
ダウ理論は以下の6つの基本法則から成り立ちます。
1.平均はすべての事象を織り込む
2.トレンドには3種類ある
3.主要トレンドは3段階からなる
4.平均は相互に確認されなければならない
5.トレンドは出来高でも確認されなければならない
6.トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する
※トレンドとは価格が継続して上昇または下降を続けようとする市場の流れです。
詳しい解説はここでは割愛させていただきますが、ざっくり説明すると、
「世の中で起こる諸々の事象は市場に何かしらの影響を与え、
その影響を受けて市場の価格はトレンドを形成する。
そして、トレンドは明確な転換シグナルが発生すると終了し、
何かしらのきっかけでまたトレンドを形成する」というものです。
ここではまだ詳しい説明をしてもピンと来ないと思うので、
まずは「トレンド」と呼ばれる市場の流れがあるということをしっかり覚えておいて下さい。
このあと実践を行う際に「明確な転換シグナル 」を見つけることが重要になってきます。