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3-9 実践プロスペクト理論

今日トレードしていてふと気付いたのですが、プロスペクト理論についてです。

2-5 プロスペクト理論でどういったものか説明していますが、

トレードに落とし込んで説明したいと思います。

下の指差しマークのところでロングエントリーしています。

で上の指差しマークで利確しています。

おおよそ+11pipsの利益が出ました。

利確の根拠はその前のトレードで-10pipsしてその分を取り戻したからというお粗末さです。

利確したときのチャートはこんな感じです。

どうですか?ここからショートエントリーしますか?

「しない」と答える人が多いのではないでしょうか?

でも、利確した私は含み益が減るのが怖くて利確しました。

チャートは明らかに「上昇トレンド」であるにも関わらずです。

その後は1枚目の写真の通り、順調に上昇して更に+35pips伸びました。

結局、トレード中の私の目線はチャートではなくて、損益を見ているようです。

よくエントリー後に損益を見るなといいますが、損益を見ると自分のエントリーポイントが

基準になってしまうのです。

自分のエントリーポイントより価格が上なのか下なのかそんなことばかりに気を取られて

肝心のチャートを見ていません。

つまり目線が相場参加者の目線ではなく、自分一人の個人の目線に変わってしまっているのです。

当然チャートを読むこともできず、見当違いのトレードを繰り返し始めます。

なので、あくまで基準はチャートです。

あなたが利益を出そうが、損失を出そうが市場にとってはあまり関係のないことです。

(もちろんあなたが思うことと同じことを思っている相場参加者もいると思いますが。)

これを解決するためにはやはりルールが重要になってきます。

必ず守れるルール設定できていますか?

今一度確かめてみてくださいね。