トレードをしていく中で必ず遭遇する「経済指標」。
各社トレードツールにも経済指標を見る機能があり、FXの値動きに大きく影響するものです。
経済指標の値動きの例です。
画面中央より少し左の大陽線ですが、経済指標発表の影響で約3分で50pips急上昇しています。
チャートを見ているとこんな値動きがところどころにあって、その影響力の大きさを垣間見ることができます。
さて、この経済指標、運良く値動きと同じ方向にエントリーしていればラッキーですが、
逆の場合だと一瞬で損切りされて「何事!?」となります。
また、チャートを見る限りだと急上昇で「チャンスじゃない!?」と思うかもしれませんが、
経済指標の前、値動きが激しい間はエントリーすることをおすすめしません。
(スプレッドもガバっと開いてエントリーした瞬間に-10pipsとかあります。)
また、予想外の値動きで思わぬ損失(場合によってはロスカット)を被る場合がありますので、
カレンダーをこまめにチェックして、ポジションを持っている場合は事前に決済するようにしましょう。
ただ、経済指標の発表は悪いことばかりではなく、急な値動きをした後は戻しの値動きになることが多く、その反発を狙ってスキャルピングでエントリーするのも一つの戦略です。
ただ、必ず戻しが起きるわけではないので、チャートの動きをよく見てくださいね。
また、戻っても再度反発することもありますので、あくまで短時間のスキャルピングで
利益を取るイメージを忘れないようにしてください。