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2-6 損切り

損切り、したくないですよね。。。。

ここではトレードと切っても切り離せない損切りのお話をしていきます。

再三申し上げている通り、トレードで勝率100%ということは有り得ません。

つまり、どんなに稼いでいるトレーダーでも間違いなく損切りは行っているということです。

上手な損切りを学んで効率良くトレードを行えるようになりましょう。

また、損切りは自身の資産を守る上でも非常に重要な役割を果たしますので、

しっかりと身に付けてくださいね。

2-5でプロスペクト理論を学んでいただきましたが、人間誰しも損はしたくないものです。

ところが「損したくない」という心理が、逆に損をする行動につながっています。

そこで「損切り」のルールを自分で作って守るようにしましょう。

<私の損切りのルール>

・損切りのレートはエントリー前に必ず決めておく

 (そもそも利確、損切りのレートがはっきりしないエントリーをしない)

・損切りのレートはエントリー後に広げない

 (エントリー方向が間違っていたら素直に負けを認めましょう、粘っても損失を広げるだけ)

・損切りしても気にしない(振り返りは必要です、後悔の気持ちは持たない)

いつもトレードをする時に私が守るようにしている損切りルールです。

みなさんも自分の損切りルールを作ってしっかり資金を守りましょう!!

ちなみにこれから他にもルールを作っていってもらいますが、ルール作りのポイントは

「単純なルールにすること」です。

複雑なルールの方が有効に思えますが、トレード中に考えないと判断出来ないルールのことに

気を取られて、そもそもトレードに集中できていないということが起こらないようするのと、

ルールを守らなくて良い理由を探さない様にするためです。

例えば道路標識の「止まれ」って、考えなくても「止まらなければいけませんよ」と

分かりますよね?止まらなくて良い理由を探しても無駄ですよね?

単純明快「止まれ」なんです。

それと一緒です。

トレードもエントリーの根拠が崩れる値動きがあった場合はそのトレードは中断するべきです。

例えば移動平均線で値動きが反転した事を根拠にエントリーしたものの、ダマシだった為、

含み損を抱えてしまった場合、バッサリ損切りしちゃいましょう。

そのうち戻ってくるだろうなんて呑気にチャートを眺めている時間があるのであれば、

次のトレード戦略を立てることに時間を使いましょう。

潔く諦めて次のトレードをするほうが効率的ですし、効率が悪いトレードを繰り返しても、

利益を伸ばすことは難しいのです。

というわけで、損切りルールは単純で分かりやすく、潔く損しましょというお話でした。