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2-1 ローソク足

デモトレードで少し触れましたが、ローソク足の見方を説明します。

ローソク足は「一定の時間」の間に価格がどう動いたかの情報が詰まっていますので、

正確に読み取れるようになりましょう。

この「一定の時間」はチャート画面の上の方にある「○分」「○時間」と書いてある部分で

選択する事ができます。

選んだ時間は1本のローソク足が表している時間を示しています。

5分足だと5分毎に新しい足が1本追加され、ローソク足の集まりがチャートを形成します。

次にローソク足の見方です。まずは上の画像をみて下さい。

いろんな形のローソク足がありますね。

見方はどれも一緒ですので、ここではまだ色んな形になるんだと知っておいて下さい。

ローソク足の色はチャートツールによって異なりますが、2色で表現され、

よくあるのが赤が上昇、青が下降を表しています。

(色はチャートツールによって異なりますのでお使いのツールを要確認です。)

上昇を表すローソク足を「陽線」、下降を表すローソク足を「陰線」と言います。

上や下に細い棒がチョロっと出ていますが、これを「ヒゲ」と呼びます。

太い部分を「実体」と呼びます。

実体の上下端(ヒゲは除く)は始値(はじめね)と終値(おわりね)を表現しており、

ヒゲの上下端は高値(たかね)と安値(やすね)を表現しています。

イラストで表すと下のようになります。

どちらのローソク足も始値の価格からスタートし、一旦安値、高値を付けつつ

「一定時間」が経過した時点での価格が、終値となります。

チャート画面で見ると、一番右端のローソク足はまだ確定しておらず、

価格の変動によって形を変えていきます。

1分足のチャートは更新頻度が高いのでローソク足の観察にはもってこいです。

1分足でチャートを表示させ、どのようにチャートが形成されるのか見てみて下さい。

価格が上昇または下降を続けたり、行ったり来たりしていますね?

基本の学習で価格が上昇下降する理由はお話しましたが、

このあと詳しく上昇下降について学んでいきましょう。